グライダー訓練2回目
2004.2.15

朝の富士川河川敷。今日も富士山がクッキリ見えています。それにしても今年は暖かい日が続きます。年明けから5回目の富士川ですが、寒いと思うような日はありませんでした。やはり今年は暖冬です。まぁ、寒いよりはいいですね。
今日は第2回目の訓練になります。朝、富士川に着いてみるとかなりの風。「アリャ、今日はダメかな?」と思っていたら午前中は整備との事。
昼近くになり風も弱まり準備を始めました。メンバーの皆さん上空の雲を見て「おおっ、いい雲が出てる!」なんて話していますが、自分には普通の雲。航空気象を勉強すれば分かるようになるんでしょうか。早く分かるようになりたいです。
さて、第2回目、大空へ飛び立ちました。今日の教官は「島田さん」です。いつものように650mで離脱。旨く上昇気流の中に入ると機体が持ち上げられるのが分かります。(分かると言うより気持ち悪くなるくらいに分かり過ぎる)その中で旋回を続けると機体はどんどん上空へ。
「おお、千m!」。
始めての1000m突破!。機体は60度程傾いているようです。「このバンク角を保つように」と言われてもたった一度飛んだだけの私。翼端を見ると翼は真下を向いてます。そんな角度で周りを見ているうちに何となく気持ち悪く.....。
慌てて遠くを見るようにしたらなんとか収まりました。結局高度2300mまで上がってしまいました。この高度まで来ると今迄の景色と様子が違います。遠くには伊豆大島まで見える高さ。「おお、スゲー!!」
でも景色を楽しんでいる余裕なんてありませんです。スティック、ペダルを操作しながら何とか行きたい方向へ飛ばそうとしますが、なかなか旨くいきません。それでも、1時間以上のフライトを続けると何となくグライダーの操縦の雰囲気だけでも少しは分かったような気がします。
快感!
病み付きになりそうです。

でもなかなかこんな日が有るわけでもなく、今日は1年に1度あるかどうかの好条件だったとの事でした。

戻る