いよいよ静岡も梅雨入り宣言が出たようです。梅雨時の花と言えば「アジサイ」。
そこで、静岡県西部のアジサイの名所を二日間にわたり、3カ所廻ってみました。まずは6月5日(土曜日)。午前中で仕事は終わらせ、東名高速で吉田ICまで。そこから150号線を西に進み榛原町に入ります。ここには昔、ミカンの出作農場を共同でやっていた事もあり、数え切れないほど通ったところです。昔のその農場の入り口あたりにある秋葉神社の境内一帯が秋葉公園となっていてアジサイが植えられています。
ここは凄いです。いままでこんな見事なアジサイは見た事がありませんでした。
2004.6.5〜6

榛原町 秋葉公園
榛原町秋葉神社境内 秋葉公園
株数 4,000株

アジサイの株数だけならここより多いところはいくらでもありますが、驚くのはその1株に付いている花の数。見た瞬間「ワォ!」って声が出てしまいます。
時期的にもドンピシャリの時期だったようで、見事なものでした。


相良町 大鐘家
相良町 大鐘家
三万三千平方メートルの敷地に35種、1万2千株
入園料 大人700円 小学生400円

榛原町の隣町、相良町には大鐘家のアジサイがあります。ここにも寄ってみました。ここは江戸時代の庄屋屋敷「大鐘家」(門と母屋は国の重要文化財に指定)の庭園に植えられたアジサイです。種類は多いのですが、秋葉公園のアジサイを見た後ではやや見劣りしてしまいます。

大東町 本勝寺
小笠郡大東町川久保
本勝寺
70種 10000株

さて、日が変わった翌日の日曜日(6日)はまたまた高速を西に走り菊川ICで降りて大東町に向かいました。目的地は大東町の本勝寺のアジサイ。写真右は門のナギとマキ。2種類の木がお互いに絡まって門になっています。この門は県の指定天然記念物になっています。ここのアジサイは住職と檀家が協力して15年ほど前から整備してきたものといいます。
写真右下)水琴窟がありました。カエルに水を掛けてやるとその下に埋められているカメに水が落ち、それが反響して何とも言えないいい音を出していました。
ここの住職は話好きなようで、いろんな話を聞かせて頂きました。その住職によればアジサイは「味妻」と書くのだそうです。話を聞いていると何となく「なるほどね!」って納得してしまいました。ここ本勝寺境内には鳥居もあり、七福人巡りもできるようになっていました。アジサイの散策路と途中何カ所かに七福人の像があり、その前には賽銭箱が....。

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