かりがね祭り
10月2日

10月2日、富士市で行われる「かりがね祭り」に行ってみました。これは富士川流域で夏行われている「火祭り」のひとつです。山梨県では夏のお盆の頃開催されていますが、富士では10月の第1土曜日に毎年行われています。
花火のタイミングがイマイチ不自然ですが、ご勘弁を! 花火は立ち上がりがもっと早くてゆっくり消えていくんですよね。


写真のような竹の先端に籠をつけたものが3本。長さ30cmくらいの木を数本縛り付けそれに縄を結び、縄の端を持ってぐるぐる回し勢いをつけ籠めがけて投げつけます。しかしこの籠の高さは10m以上もある高いところに取り付けられているために皆さんなかなか届きません。それでも数分もやっていると誰かが旨く入れ火が燃え移ります。

この写真観て気がつきました。「投げた松明が何故きれいな放物線を描かないのか?」途中で、コースが変わっています。何故でしょう?


籠の中に一つでもはいれば火が燃え移り籠が燃え出します。何か油でも仕込んであるのでしょう。籠の中には花火も仕掛けられていて、花火に火がつくと四方八方に飛んでいきます。時々大きな炎の固まりが地上めがけて落ちてきます。


籠が燃え尽きると落ちてきます。この籠の中にはガソリンなのか灯油なのか、何か油を入れてあるようで、ものすごい炎が立ちあがりかなりの迫力。目の前に炎の壁が出来た感じです。50m程離れた所で観ていましたが、落ちた瞬間はかなり熱く感じます。近くで見るには度胸がいります。

1つが燃え尽き倒れると2本目に移り、また松明の投げ合いが始まります。これが3回繰り返され3本目が倒れた所で花火が始まります。花火の数はたいしたこともありませんが、真下で観る花火は迫力あります。