神田の大イトザクラ
所在地 山梨県北巨摩郡小淵沢町松向
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4月18日、山梨県にある神田(しんでん)のオオイトザクラを見に行ってきました。15日の状態をネット上で確認して出かけたのですが、17日に強い風が吹いたために散りかけていた花は見事に吹き飛んでしまったようでした。そんな訳で花はあまり残ってはいませんでしたが、その姿は見事なもの。
樹齢は700年との事でさすがに大きく根回りは8mもあります。種類はエドヒカンサクラの変種と云われています。ここは写真を撮るには、ロケーションもよく、甲斐駒ヶ岳を背景にした写真を撮るために大勢の人が訪れています。
私が行った18日は晴れてはいたものの、春霞の中でぼんやりと駒ヶ岳が見えている状態で、クッキリした駒ヶ岳は拝めませんでした。駒ヶ岳から180度回ると八ヶ岳を背景にしたアングルになりますが、主峰の赤岳は見えません。
来年は是非とも満開の盛りの時期に見てみたいものです。

この近くには日本三大桜の一つになっている神代桜もありますから、桜の銘木巡りもいいかもしれません。
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 東京農大農場
今日は富士山がはっきり見えていたので、帰りに朝霧高原にある東京農大の実習農場に寄ってみました。ここは富士山を撮るには絶好のポイントとして有名なところです。しかし、この農場も閉鎖されるといった話も聞きました。綺麗に整備されているから綺麗な富士山が拝めるのでしょうが、草場になってしまったら寂しいです。

 富士宮 下馬桜
所在地 静岡県富士宮市狩宿91
1193年、源頼朝が富士の巻き狩りに来た折、頼朝が馬を繋いだと言われる「狩宿の下馬ザクラ」 。
種類は「アカメシロバナヤマザクラ」で昭和27年に国の特別天然記念物に指定されています。樹高5m、胸高直径0.32m、枝張り東西8m、南北8m。 樹齢はおよそ800年。
徳川慶喜公も歌を残しています。

  あわれその
    駒のみならず人までも
       心をつなぐ山桜かな


狩宿といった地名もこのあたりが頼朝の宿所となったところから付けられたといいます。
この桜の裏手にはこのあたりでは豪農であった井出家の邸宅があり、この門は「高麗門」と呼ばれ富士宮市の指定文化財になっています。


 ミツバツツジ
富士宮市猪之頭の「日本一大きなミツバツツジ」
所在地 県の養鱒場の手前左側(民家の庭先)

写真上)朝霧高原で見つけた色の濃いミツバツツジ。写真ではその違いが分かりませんが、周りにある他の株と違いこの一株だけは濃いピンク(紫?)でした。

写真下)朝霧高原に近い、富士宮市猪之頭にある日本一大きいと言われている「ミツバツツジ」の巨木。樹齢は600年と云われています。
昨年行ったときには既に散ってしまった後で、その場所さえ分からないまま帰ってきましたが、今年はしっかり調べた上で出かけてみました。八分咲ほどの開花でしたが見た目には満開に見えます。ミツバツツジとミヤマツツジの区別がよく分かりませんが、これは「ミツバツツジ」なのだそうです。
この日は富士山もクッキリと見え、富士山をバックにしたやや青みを帯びたピンクの花が綺麗でした。
富士山周辺にはミツバツツジは多く、この近くでも至る所で見ることが出来ます。

この木のあるお宅の庭先で庭木の苗の販売をしていたので、「三椏」の苗木を買ってきました。(黄色の方)


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