まちの玉手箱
5月16日(日曜日)浜松で開催されている浜名湖花博に行って来ました。主催は「広瀬報徳社」。残念な事に当日は雨。それでも40人以上の参加者があり、雨の中の花博見学となりました。雨と云っても日曜日という事でかなりの混雑です。
会場内のバスも船も乗る為にはかなり待たされるようなので、歩く事にしてまずは北の端にあるモネの庭を目指します。
左写真は途中の道路沿いにある県内各地のジオラマ模型(2m×2m程)。左端は灯台と黒船ですから多分下田でしょう。中は大井川にかかる蓬莱橋。右は浜松のたこ揚げ祭りのようすです。なかなか旨く作ってあります。この他にも県内の市町村にちなんだこのような模型が沢山ありました。

モネの庭
のんびり歩きながら1時間ほどでモネの庭に到着。ここは人気スポットらしく人でごった返しています。おまけに雨ですから傘は邪魔になるし、最悪の状態。でも、写真を撮るには強い日差しが当たらず落ち着いた色合いになりそうです。雨のおかげで池の睡蓮も生き生き見えます。歳をとってからはこんな庭に囲まれて過ごしたいものですが、現実には朝から晩まで草取りやら剪定やらで休む間も無い事でしょう。
これだけの庭を管理するにはやはりそれなりのお金が掛かるということです。
三脚を構えた熱心な写真マニアが大勢いるのかと思ったらこれが全くといって居ませんでした。行く前にそんな話も聞いてはいたのですが、行ってみて「なるほど」と納得しました。

百華園
日本最大級の植物コレクションと云われる「百華園」。
この北側の入り口を入ったところに新聞などでも取り上げられていた「ジュラシックツリー」がありました。(写真右端)
 

細長くなっている会場内には中央に運河が縦断していてこの両側にメインの通りがあります。私たちはこの通りを左回りに回ってみました。
船を利用するとこの通りのどちらかしか通らない事になってしまいます。
「百華園」は運河の西側に沿って作られています。ここの花も雨模様の天気の中で生き生きしています。(足下は最悪!)時折船(いろどりクルーズと云うのだそうです)が通りますが、ここに来て乗り物に乗る事もないでしょう。公園を散歩するのに乗り物使うのは馬鹿げています。
もっともこの船やバスに乗ろうとするとかなりの待ち時間を覚悟しなくては乗れないようでした。

庭文化創造館
時間が余ったので、「庭文化創造館」に入ってみました。ここでは食用花を使った料理の体験などが出来るようでした。でも決して美味しそうな物には見えません。やはり花は「食べる物」ではなく「見る」ものでしょう。(無花果なんかは別にしても)

花博感想
何しろ広いです。前もって予備知識を持って出掛けないと何が何だか分からないうちに1周してしまいます。花、花と花ばかりに期待しないで、公園をゆっくり散歩といった気持ちで回るのが正解かもしれません。珍しい花と云うのなら近くに「フラワーパーク」があります。

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