鏡平 〜 双六小屋


鏡平一帯は湿地帯になっている。鏡平山荘の前にも小さな池がある。3週間早く来ていたらこのあたりにも花が一杯咲いていた事だろう。これから写真左手の尾根まで登り、その後は奥へ稜線を歩く。ここからは今までのような急登はなくなる。

鏡平山荘の売店。山荘の前には木製のテラスもあり絶好の展望台になっている。東側には、槍ガ岳、穂高連峰、西側には弓折岳がそびえ立っている。ここでかき氷を食べ一休み。

鏡平を過ぎると弓折岳の山腹を巻ながら稜線の鞍部を目指す。傾斜はそれほどでもないがなにしろ食事をとったあとの重い体。結構体にこたえる。それでも残り2時間ともなれば気楽なもの。

尾根まで出ると一休み出来る広い場所があり、笠ケ岳方面からの山道と合流する。ここで一休み。はるか下の方には先ほど通ってきた鏡平山荘や鏡池が見える。ここから先は主稜線の尾根歩きになる。残りは1時間だがもうバテバテの我が身にはきつい。

稜線を北へ北へ進むと正面はるかむこうに鷲羽岳が見えた。写真手前の左側が双六岳。一番奥に見える山が鷲羽岳、その後ろに水晶岳も見える。手前右側の山は樅沢岳。双六小屋は双六岳と樅沢岳の鞍部にある。もう少しだ。

ようやく双六小屋へ到着。信穂高温泉を出発してから8時間30分経っています。8時間を越えるとやはりチト長く感じます。小屋の前でとりあえず記念撮影。後ろの山は樅沢岳へ続く尾根。そのまま稜線を東へ進むと槍の西鎌尾根。今回はここからまだ北に進みます。

小屋の前から北側の景色。奥に見えるのは明日登る鷲羽岳。軽装で写真に収まっていますが、実際には寒いです。さて、これからビールで乾杯です。ラーメンはあるし、オデンはあるしビールも生をジョッキで飲めます。最初に登った北岳の小屋と較べると北アルプスはホテル並です。 あーーーっ、眠い!!