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渋川ツツジは写真右上の小高い山の上に自生しています。山頂一帯は「渋川ツツジ公園」として整備されており、散策路もしっかりしていました。靄のなかで見る渋川ツツジは風情があり、なかなかいいものでした。
渋川ツツジはミツバツツジの一種で、東海地域にだけ分布し、県内にはここ渋川と天竜にしかないそうです。
5月19日から6月3日までは「渋川ツツジ祭り」が行われ地元の物産展が開かれていて、そのほか五平餅や流しソーメンなどを味わう事が出来ます。 |
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川名(渋川より少し北)の「ひよんどり(国指定無形文化財)」をコンピュータ制御のマリオネットで再現しているカラクリ。これも渋川にあり、15分間隔くらいで上演されていました。コンンピュータ制御とはいっても1体を3本の糸ですからかなり簡単なものですが、それでもけっこう自然な動きをしていました。でも、なんでこんなものがこんな山の中に? 一度本物の「ひよんどり」を見てみたいものです。これは毎年1月4日に川名の薬師堂で行われている400年の歴史を持つ豊作を祈願するお祭りです。 |
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渋川から西に山ひとつ越えれば愛知県の鳳来町。このまま帰るのも早すぎるので鳳来寺に寄ってみました。鳳来寺は徳川家康の父親である松平広忠が男子出生の祈願をしてこもった事から、江戸幕府から手厚く加護されたという由緒あるお寺です。そんな事より一般的には仏法僧(コノハズク)で知られています。土産物屋のおばさんに聞いたら毎年コノハズクの鳴き声は聞こえるとの事で、やはりその名のように鳴き声は「ブッポーソー、ブッポーソー」と聞こえるそうです。土産もコノハズク関連のもの多く、フクロウを集めている事もあり、おもわず、少々高価ではありましたが、コノハズクの彫り物を買ってしまいました。写真のお腹のところが透かし彫りになっていて、お腹の中にもう一羽掘られていました。でも、どうして彫るんでしょう? |
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