「せまいがひろせ」編集現場

来月5日発行予定で編集作業中です。

Illustrator を使った編集作業の様子です。ここまでに来る
段階でテキストデータはハードディスクの中に保存されています。
データの持ち込みはメールの添付ファイル、フロッピーディスク
ZIPディスク等がメインになっています。
ただ、Illustrator はドローソフトで商業印刷を基本としている為出力は
ポストスクリプトプリンタを前提にしています。
このため、一般的なプリンタで綺麗に印刷するためには
ビットマップデータへの変換が必要。最終的にはPhotoShop形式
のデータに変換し印刷している。印刷解像度は300dpi、紙面の
大きさはA3横サイズ。

白紙状態の雛形を印刷し、第1回目の編集会議で全体のレイアウトを決める。この段階でレイアウト自体に変化のある紙面を考え配置する。配置された各ブロックのおおよその文字数を算出し、この文字数を基準に写真等の配置、大きさも決めておく。変化のある紙面作りはこの段階でほぼ、決まってしまう。ただ問題は決めた文字数通りの原稿にならない事。そうなると編集の段階で一苦労する事になる。
前もって用意してある新聞の雛形を読み込む。この段階では単に、格段の区分けをしてあるだけ。
これに編集会議で決めたブロック分けに従い集まった原稿を流し込んでいく。
各ブロック、文章原稿を流し込んだ後、写真の大きさを調節しながら最終行がドンピシャ収まるようにする。これが結構難しい。予定の範囲内ならいいのだが、予定オーバーとなると写真のスペースが無くなる。大きな写真を使ったゆったりした紙面にしたいのだが、殆どの場合文字数は予定をオーバーする。写真も配置し終えたところで隣との区切りの縦罫を入れる。縦罫の色も季節にあった色を心がけている。夏の暑い時期暖色系は避ける。

発行までの段階をこれ以後も順を追って掲載する予定です。
興味のある方は興味があるでしょうが、
興味のない方はまったく興味が無いと思います。
興味のある方は発行の段階まで見てみて下さい。

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