グライダー訓練4回目
2004.3.14
4回目になった14日の訓練は条件があまりよくなく皆さん長時間のフライトは出来なかったおかげで2回目が廻ってきました。自分自身も1回目、18分、2回目20分と短時間の訓練になりました。合計38分間の中でまた新しい経験をしました。まずは曳航機に着いてのフライト。「お、初めてにしてはいいじゃない?」と思ったもののロープで繋がれているんだからそんなに変な方向を向くわけがない!。もう一つは横風の場合風に流されるのを考えて進行方向を風上側にとる「偏流修正」。機体が斜めになって横滑りしているような感じです。でも、教官に教えて貰わないとコックピットの中で風がどっちから吹いているのか自分ではまだ感じることが出来ません。その他、第1回目からやっている直線飛行(これが簡単そうで難しい)や旋回、速度の調節などを繰り返しながら38分間はアッという間でした。
訓練飛行中に写真を撮るわけにもいかず、今回は写真がありませんので、前日の14日に行われた「赤十字航空隊」の訓練日の様子を掲載します。
「赤十字航空隊」は災害時などに救護活動や、人命救助などを目的に組織されたボランティア団体です。当日集まった20機ほどの軽飛行機やヘリコプター。これらが個人所有の機体というのですから驚きです。中には?億もするジェットヘリなども来ていました。けっこうお金の掛かるボランティアでしょうね。
「赤十字航空隊」の隊長さんはいつも自分達を空まで曳航してくれている高橋さんという方です。この方は83歳、日本の最高齢パイロットとか。凄いものです。
行った時ちょうど離陸したスタント機。機体はいつも富士川の格納庫にありましたが、飛んだ姿を見るのは初めてでした。機体はロシア製のスホーイ。
14日の静岡新聞

この日の様子が翌14日の静岡新聞に掲載されていました。14日の昼食時(近くのラーメン屋)で高橋さんと同じ席になりいろいろ伺いましたが、凄い人でした。自分が80過ぎた時、あんな風に生きてみたいものです。

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