3月9日

家を出てから4日目になります。旅行中は時間の経つのが早く感じます。今日は釧路から洞爺湖温泉までの移動。泊まった「釧路東急ホテル」は駅のすぐ近くですから歩いても2,3分。8時40分発の「スーパーおおぞら4号」に乗りまずは南千歳まで。天気は良さそうです。南千歳着は11時47分。丁度昼食時ですから駅の外で何か食べようと思って外に出たら何〜〜にも無し。駅があるだけ。仕方なしに駅の売店で駅弁を買いそれで済ませましたが、これが結構のお味でした。北海道に来たと言うのにまだラーメン食べてません。

南千歳→白老
南千歳→苫小牧→白老

南千歳→苫小牧までのスーパー北斗。この形の車両にはは良く乗りました。形式はキハ281系。ディーゼル気動車ですが、在来線では全国1番のスピード(130K/h)を誇っているそうです。横に「FURICO」 と大きなロゴが入っています。どういう意味なのかと思ったらそのまま「振り子」。空気制御で車体をロールさせてカーブでの安定度を増しているようです。事前に路線のデータは入力されていてカーブに差し掛かるとロール角を強めていくシステムのようです。実際乗っていてもカーブに差し掛かるとかなりのロール角を感じます。JR北海道自慢の車両なのだそうです。このグリーン車の車内も豪華です。2−1配置が途中から1−2になり中間の1列だけ1−1となっていて一人分のスペースがかなり広くとられています。リクライニングとふくらはぎの当たる部分は電動となっており、もちろんオーディオ装置も各席に完備。リクライニング角度はかなり倒せますからこれならゆったりと寝れそうです。最後列からの撮影でこの席数ですから足下も余裕があり、前席の人がフルリクライニングしても余裕です。
上右の車両は苫小牧から白老までのった2両連結の普通列車。ここでもワンマン車でした。
釧路から3つの列車を乗り継ぎ白老へ到着。白老と言えば「アイヌ」です。と言うより他には何〜〜にもありません。

□ ポロトコタン
アイヌの部落、ポロトコタンまでは歩いても10分もあれば行けるらしい。観光案内所のおばさんには「道が凍っていて危ないからタクシーで行った方がいいよ」なんて言われたが列車内で座っているだけの体を少しは動かした方がいいと言う事で歩いてみました。朝、釧路では晴れていた空も今では雪がチラホラ舞っています。さすがにお天道様が当たらないと寒い!
昔来た時とは違って建物も綺麗になっているし、施設内も綺麗に整備されています。第一にアイヌの民族衣装を着ているおねーちゃんが若い!。昔は暗いイメージだったポロトコタンも明るく感じます。丁度、沖縄から来た高校生の団体に合いました。初めて見る雪なのでしょうか、はしゃいでいました。あの衣装では寒そうですが、やはり若いという事でしょう。
       写真1 写真2 写真3

□ 白老→東室蘭→洞爺→洞爺湖温泉
再び歩いて駅まで戻り待ち時間の間、観光協会のおばさんやら、駅員さんやら、やたらと話しかけてきます。そんな地元の人たちと話をしていれば時間の経つのも早いものです。
白老から快速電車
「すずらん4号」で東室蘭まで行き、またまた「スーパー北斗16号」で洞爺まで。今日だけでもいろんな列車に乗りました。洞爺駅から洞爺湖温泉まではタクシー。洞爺湖温泉に向かうタクシーの中で運転手さんがいろいろ説明してくれましたが、有珠山の形も変わってしまっているし、道路も以前の所は通れなくなり現在の道路は別の所に作った新しい道なのだそうです。
写真左上)洞爺湖温泉手前の峠からみた有珠山。左の雪をかぶった山。
写真左下)夜、温泉街で行われている電飾。雪の中の真っ白なLEDの色はますます寒々と見えます。

洞爺湖は凍らない湖の北限との事ですが、何故凍らないのでしょう。


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