トルコ5日目 コンヤ |
スルタンハン・キャラバンサライ、メブラーナ博物館、カラタイ・メドレッセ
![]() キャラバンサライ
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中央アナトリアが貿易路として栄えた時代、隊商の宿泊施設としてキャラバンサライが各所に建てられた。当然、休息中に盗賊や外敵から身を守るために要塞のような作りになる。ここアクサライにあるスルタンハン・キャラバンサライは当時の面影を残している数少ないもののひとつ。回りの壁も重厚な作りで見るからに砦といった感じ。とても宿には見えない。
1251年にセルジュク朝のジェラレッディン・カラタイ宰相によって造られた神学校。現在は町の城塞からの出土品などを展示した博物館になっている。正面の門の彫刻は完全な形で残されているが側面はかなり崩壊している。しかし、750年も前の建物と言うことを考えたらこの状態を保っていることだけでも感心してしまう。日本で云ったら鎌倉時代なのだ。
インジェは細いと云う意味。ミナーレは尖塔。名前の通り建造当時は現在の3倍長さの細く長いミナーレを持っていたようだが、1901年の落雷で上部が崩壊してしまったらしい。現在はイスラム関係の彫刻の博物館になっている。
施舞教団として知られるイスラム神秘主義の一派、メヴレヴィー教団の創始者メヴラーナ・ジェラールッティン・ルーミーの霊廟。分かり易く云えば踊る宗教である。この教団はアタテュルクの命令により1925年に解散させられたが霊廟が博物館として一般公開されている。 そしてバスは西へ西へパムッカレを目指す メブラーナ博物館を見てからはパムッカレを目指して西へ西へのバスの旅だ。。カッパドキアでは茶色に見えた大地に少しずつ緑が目立つようになってきた。オリーブの畑も見えるようになりカッパドキアとの気候の差を感じる。農家の建物からして、だいぶ違う。驚くのは家がどんなに粗末な家でも立派なトラクターと大きな衛星受信アンテナは必ず持っていると云う事。 |
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